『悪魔のサッカー用語辞典』
祝・2006ワールドカップサッカー開催
サッカー観戦初心者のための毒々サッカー用語辞典
サッカーに登場する人々
アナウンサー
- 意味もなくハイテンションで、さほど詳しくもないサッカーについてまくしたてる人。
解説者
- 個人的意見を絶対的に正しいことのように言う元サッカー選手。
サポーター
- サッカーをはけ口にして騒ぐ頭のおかしな人たちのこと。出世するとフーリガン、暴徒へと名前が変化する。単独行動はできず、騒ぐときには群れている必要がある。
サッカー選手のポジションに関する用語
ゴールキーパー（GK)
- とくに僅差で勝っている試合の終盤で、ちょっとした接触プレーで大げさに倒れて動かなくなる選手。
ディフェンダー（DF）
- 相手チームの選手の足を払う、ジャージをつかんでひきずり倒す、といった行為を比較的大目に見てもらえる選手。
ミッドフィールダー（MF）
- 他のどのポジションにも当てはまらない、数合わせ的な要素の強い選手。
フォワード（FW）
- ゴールを決めないとすぐにクビになる選手。
司令塔
- チーム内で一番うまいつもりになっていて、偉そうにしている選手。
ボランチ
- 司令塔になりそこねた選手。
テレビ観戦時の用語
おしい
- ひいきのチームの選手がしたろくでもないプレーをごまかすための言葉。
すばらしい
- ひいきのチームの選手がした普通のプレーをヨイショするための言葉。
中途半端
- 下手くそなプレーをオブラートに包んで表現する言葉。
身体能力が高い選手
- 頭の悪さと下手さを体力で補っている選手。
視野が広い選手
- プレーとは関係ない場所ばかり見ている選手。
サッカーのプレーに関する用語
ドリブル
- ボールを蹴ってその後を追いかける行為で、多くの場合は最終的に相手にボールを渡す。
パス
- ボールを味方の選手に渡して責任逃れすること。ゴールキーパーに渡してチームを危機に陥れるバックパス、前にいる選手に無茶な渡し方をして徒労感をつのらせるスルーパスなどがある。
ダイレクトプレー
- ボールを1回しか触らないことで、プレーの質が悪いことをごまかす方法。
タックル
- 相手の足を払って転倒させ、その隙にボールを奪うこと。
削る
- 相手の足にスパイクをめりこませ、病院送りにすること。
トラップ
- とくに日本人選手の場合、飛んできたボールを体の遠くに落とすこと。
サイドチェンジ
- ボールをサッカーコートの左右に移動させて、なんとなく時間を使うプレーのこと。
シュート
- とくに日本人選手に関しては、ゴールキーパーの手の届かないゴールの外側にボールを蹴りだす行為。
センタリング
- フィールドの端からボールを中央に蹴りこんで、相手の選手にはじき返されること。
プレス
- ボールのある場所に集まって、他の場所をがら空きにする作戦。
ハンド
- 意図的に手を使ってプレーして叱られること。もしくは無意識のふりをして大目にみてもらうこと。
サッカーにまつわるその他の用語
オフサイド
- 得点をキャンセルさせたいときに審判が宣言する主観的な反則。
ペナルティキック（PK）
- 得点を入れさせたいときに審判が行うプレゼント。
フリーキック（FK）
- 反則があったときに、てきとうな場所から蹴って試合を再スタートすること。
自殺点
- 味方のゴールにシュートを決めること。決めた選手はまれに殺されることがある。
イエローカード
- 自信のない審判が、選手を威嚇するために見せるカードのこと。
レッドカード
- 審判がひいきのチームを有利にするために、相手チームの人数を減少させること。
ブーイング
- おもに白色人種の観客から有色人種の選手に対して向ける悪意のこと。声、口笛、サルの鳴きまねなどの表現形態がある。
ペナルティエリア
- その中で防御側が反則しても、比較的見逃されることが多い場所のこと。
ロスタイム
- 観客をやきもきさせるために審判が設定する試合時間の延長のこと。
付録
2006年ワールドカップ私的予想
優勝
アルゼンチン
番狂わせグループリーグ敗退
オランダ
イタリア
スペイン
ちなみに
日本もグループリーグ敗退
私、滝澤真実はサッカーをこよなく愛しています。
この用語の定義が間違いで、結果予想がはずれることを切に祈ります。
滝澤（2006/06/09）
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