『ワールドカップサッカー』
私は１２年前の大会でマラドーナを見て以来のサッカーファンである。ずいぶん昔にこの与太話のコーナーでＪリーグの話題を書いた記憶もあるが、今回はワールドカップのネタでいこう。
このたび引っ越しをしたのだが、部屋探しの大きな基準に「衛星放送受信可能」というものがあった。むろん、サッカーを見るためである。６／１４の日本戦を直前にして、６／１３までの試合はすべて観戦した。かなり幸せである。
おそらく全試合を見てきた人はそういないだろうから、私の勝手な評価を開陳しようという次第。
６／１０〜６／１３までの１０試合を見たが、その中のベストゲームは「スペイン対ナイジェリア」である。最近のサッカーは守備に偏りすぎて、チャンスらしいチャンスもないまま終わることが多い。見た中では「パラグアイ対ブルガリア」や「サウジアラビア対デンマーク」がその典型である。正直言って、こういう試合ほど見ていて退屈なものはない。どうせなら、見ていて楽しい試合のほうが良い。なにしろ、マラドーナのゴールを見て以来のサッカーファンなのだから、守備だけの試合には魅力を感じないのは、当然と言えるだろう。
ということで、これまでのベストゲームは「スペイン対ナイジェリア」である。見ていない人は、どうにかして見るべし。結果を知らない場合には、結果を知らない状態で見るべし。常に攻撃を年頭に置いたスペインの守備と、ナイジェリアの人間ばなれした突破の数々。見ごたえ大アリである。
中でも、ナイジェリアのＭＦオコチャは要チェックだ。
こう言っちゃなんだけど、日本の試合なんてどうだっていいんだよね。そりゃあ気にはなるけど、弱いのわかってるし。面白い試合さえ見られれば、私は満足なのだ。
日本も、面白い試合をできればいいのだが。
さて、これから日本の試合を観戦せねば。
滝澤（1998/06/14）
このページの作品に対するご意見・ご感想などは、E-Mail : maniactaki＠gmail.comまでお願いいたします。
※スパム対策のために「＠」を全角にして掲載しています。半角に直してお送りください。