『ダメな子』
人は、自分の信じたいものしか信じない。
私がダメなやつだと信じきっている人間がいる。そんな相手に私が何を言おうと、相手の考えを変えることはできない。一箇所の問題点を修正すれば、別の問題を見つけ出されて文句を言われる。何をやっても、私はダメなやつのまま。
なぜなら、その人物がそう信じたがっているから。
その人にとっては、私はダメなやつであらねばならないから。
そんな相手に振り回されるのは、時間の無駄。
と、簡単に切り捨てられるような状況なら、どうってことはない。が、その相手が簡単には切り捨てられない影響力を持っているとすると、問題は複雑になる。
その人の思い込みのために、常々自分はこうありたいと願ってきた者になるチャンスを、私は捨てなければならないのだろうか。
そんなことはないはずだ。
そう、信じたい。
滝澤（2005/09/04）
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