『映画鑑賞報告 ―リターナー―』
なんて大げさなものではないのだが。
金城武、鈴木杏主演の、SF映画。見たさ。
少なくとも、スピルバーグの「AI」よりはマシだぞ。いや、「レッド・プラネット」でもリメイク版の「猿の惑星」でもいいけど、最近目白押しだったクソSF映画と比較すれば、かなり面白い。
まあ、パクり映画なんだが。
話の大筋が「ターミネーター」で、あとは「マトリックス」「E.T.」「レオン」あたりを適当にブレンドして、その他のSF映画も少量ずつミックスすると、完成。
目新しさ、皆無。
金城武、大根。
でも、いちおうちゃんと話にはなっている。
この際、ハードSF好きとしてのこだわりは捨てよう。タイム・パラドックスの解決など、すべては無視されているのだが、それでも許そう。
だって、本当に、ここしばらくのSF映画はクズ揃いだったからなぁ。
クズと比べれば良く見えても、絶対評価で言えばダメなんだけどさ。でもまだ、相対評価でいいじゃん。
あー、それだけです。
オチなしです。
滝澤（2002/09/23）
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